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白詰草

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山下景子著   「花の日本語」より 

江戸時代にヨーロッパから渡来したといわれ、ガラスなどの交易品が

送られてきた際、荷物のすきまに詰められていたところから、

「詰草」と呼ばれるようになったそうです。花の色が白いので、白詰草。

普通は三つ葉。

そして、めったに見つからない四つ葉は、いつしか幸福のシンボルと

されるようになりました。

でも、四つ葉ができる原因は、踏まれたりして、生長点が傷つけられるからだとか。

「幸運」と「幸福」は違います。

たまたま恵まれたのが、「幸運」、心に育てていくのが「幸福」。

踏まれて、傷ついて育った四つ葉が、ほかの葉っぱに紛れて、さりげなく

揺れている姿を見ていると、幸運に恵まれなくても、

幸福になれたのだなぁと思えます。

だからこそ、幸福のシンボルとしてふさわしい・・・・・。

そんな気がするのです。

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