ポートレイツ・オブ・ホープ~この一瞬を永遠に~
川崎市市民ミュージアムで開催されていたハービー・山口写真展に
最終日の昨日、夫と行ってきました。
働く人々の一瞬の輝き、アーティストの素顔、ベルリンの壁崩壊の歴史的瞬間、
氏の原点ロンドンなど優しいまなざしで捉えられたモノクロ写真。
特に印象に残ったのは代官山17番地でした。
東横線の車窓からある時まで当たり前に見えていた同潤会アパート。
その異空間と感じていた場所に足を踏み入れなかったことが悔やまれました。
ある時までずっとそこにあったのに・・・
写真とともにハービー氏の文章が心に残ります。
『あなたがこの写真展で少しでも、何気ない日常の中にある「希望」を
発見し、明日からもっと素敵に生きていってくれたらと願います。
いつかあなたにも私のカメラを向けさせてください』
『人を撮る時その人を尊重することが大切だ。決して見下げてはならない。
相手が女性ならシャッターを押す時、一瞬の恋をすればいい
相手が男性なら憧れの気持ちを持てば良いのだ』
オリジナルを観ることの大切さも感じた温かな写真展でした。
それからうれしい偶然の出会いが・・・
| 固定リンク
「おでかけ」カテゴリの記事
- テーブルウェア・フェスティバル2013(2013.02.14)
- 越谷→押上→新橋(2012.12.23)
- クリスマスイベント♪(2012.12.17)
- 上野→小川町→新宿(2012.12.07)
- ☆ジュエルミネーション☆(2012.12.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ハービー氏の言葉、とても感銘を受けました。 撮る前にまず、感動ありきですよね。 題材らしきものがあって、カメラの偶然に頼っていつも駄作を量産しています。反省。まず、出会いを求めて歩かねば。
投稿: KOINOBORI | 2009年8月17日 (月) 17時38分
☆KOINOBORIさま
もうひとつ印象的だった言葉があります。
『続けることが大切だ。撮れなかったといって
あきらめてはいけない。やっと撮れて、偶然撮れて、
その一枚一枚の積み重ねの上に写真家は存在している
時間がかかってもいいじゃないか』
プロではない私たちにもいえることかなと思いました。
投稿: duften | 2009年8月17日 (月) 22時25分